エンジンオイル交換

トライアンフ 水冷 ボンネビルシリーズ (ボンネビル スピードツイン ストリートツイン スラストン ストリートスクランブラー ボバー)

エンジンオイル交換は比較的、簡単なメンテナンスです。

ディーラーなどに任せるより、オイルの選択肢が広がり、安くオイルが手に入ります。

自分で行うことにより、より愛車への愛着も湧いてくると思います。

準備する道具

・オイル受け
商品番号【88565076
車体から抜いたオイルを受けるために必要。
ゴミに出すときは各自治体の指示通りに廃棄する。

・工具
トルクレンチ
8mmのソケットビット

・オイルじょうご
オイルがこぼれないようにじょうごを使ったほうが安心。
ペットボトルのを切ったものでも代用可能。

・フィルターカップレンチ
64mm 14角の物が適合。純正品番は【T3880313】

・オイルフィルター
K&N製品【KN-204-1

繰り返し使用可能なK&P エンジニアリングの
PCS1】【PCS1BC】がおすすめ。

ご紹介したオイルフィルターの場合、フィルターレンチは購入する必要はありません。

ドレンワッシャー(ガスケット)
純正品番【T3558989】
内径14.4mm 外径23mm 厚さ3ミリのアルミニウム。(銅でも可)
社外品でも同じようなものでしたら代用可能。

交換方法
エンジンをかけ、5分ほど暖気運転。
5分ほど待ってから、図1-1をドレンプラグを8mmのソケットビットで外す。
アツアツのエンジンオイルが出てくるので、下にオイル受けを置いておく。
*センタースタンド立てた状態で、オイルを抜くことが推奨されていますが、臨機応変に対応する。

オイル排出が落ち着いたら、図1-2のオイルフィルターをフィルタカップレンチを使い、外します。

新しいオイルフィルターにはOリング(ゴムの輪っか)がついているので、抜き取った古いオイルを少し塗布しておきます。
これは、Oリングがよじれるのを防ぐ効果がある。
オイルフィルターの中に新しいオイルを入れておくと、早くオイルがエンジンへ行きわたる。

オイルを抜き終わったら、トレンプラグ(締め付けトルク25Nm)オイルフィルター(締め付けトルク10Nm)を取り付け、(ドレンプラグのガスケットは再利用せず、必ず新品を使用する。)

図2-1のキャップをあけて、新しいオイルを入れる。

オイルを入れる際は、こぼさないように、じょうごを使って入れると安全安心。

オイルフィルター交換時には約3.4Lが目安。フィルター交換無は3.2L程度。

オイル量の確認方法

5分ほどエンジンをかけ暖気します。
最低でも3分ほど待って、図2-2のサイトグラスをのぞき込みます。
図2の3-4の中間にオイルがあれば適量です。