バイク キャンプツーリングでの寝袋の選び方についてアドバイスさせていただきます。
寝袋は快適な睡眠を得るための非常に重要な道具です。
充分な睡眠がとれていない状態での撤収作業や運転は非常に危険です。
快適な朝が迎えられるように、状況に適した寝袋をチョイスする必要があります。
寝袋、スリーピングバッグを選ぶ際に考慮すべきポイントは以下の通りです
- 快適温度・下限温度:
- 寝袋には気温レーティングが記載されており、それに基づいてどのくらいの寒さに耐えることができるかが分かります。目的地や季節に応じて適切なレーティングを選びましょう。
※ちなみに「下限温度」は、寝られる温度、じゃなくて死なない温度、なので、一般的に下限温度+10℃くらいが限界です。 - コンパクトさと軽さ:
- バイクは積載性が車に比べ圧倒的に少ないです。大きさと重量はすべての用品において重要です。コンパクトに収納できて軽い寝袋を選びましょう。
- 素材:
- ダウンと化学繊維のタイプがありますが、コンパクトさは圧倒的にダウンですがお手入れや、価格帯がネックです。自分のバイクの積載に余裕があれば化学繊維のタイプでも問題ないと思います。
- 形状:
- 寝袋には【封筒型】と【マミー型】があります。マミー型の方が体の形にフィットし、断熱性が高い傾向がありますが、密着性が高い分、身動きがとりにくくなるので慣れるまでは寝づらいと感じる方もいます。
封筒型はマミー型と比べ、お手入れが簡単で、一般的な布団に近いので、違和感なく寝ることが可能です。軽さ、収納性はマミー型の方が優れているので、バイク乗りにはマミー型がおすすめです。
これらの要因を考慮して、自分のニーズや予算に合った寝袋を選ぶことが重要です。
命にも関わる道具なので、状況に適した、良い品質のものを選ぶことをお勧めします。